2011年02月19日

残業時間を切捨てる

 たとえ1分でも残業をすれば基本的には残業ですね。ですから、超過分の賃金を残業時間に応じて支給しないといけません。国の通達によって、1ヶ月の残業時間の合計に1時間未満の端数があったときは、30分未満を切捨て、30分以上を繰り上げて計算しても、労働基準法違反として取り扱わないことになっています。この通達は、1ヶ月の合計の計算方法を示したもので、日々の残業時間については1分単位で計算することを前提としています。ですから、残業代請求で日々の残業時間をキリの良い時間に切り捨てることは認められていません。ですので、分単位で残業させると以上のような取扱いになってしまって面倒です。

 でも、本来残業というのは会社の命令によって行わせるものですから、その時々の状況に応じて、時間を指定して残業をさせれば、1分単位で計算しなくても良くなります。ですけど、アメリカから来た企業で有名なハンバーガーチェーンでは、分単位で時間計算をしている事で知られています。ですから、残業の申請なども分単位で行なっています。実際には、就業規則に残業をする時は上司の指示命令又は承認を得なければならないとして、運用もこれに沿って行うのが適当ではないでしょうか。

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2010年12月26日

労働契約書のみなし残業の項目をチェック

不当にサービス残業させられた分の給料を取り戻すときに注意していただきたいのが、みなし残業や裁量労働制といった言葉です。

入社する際に署名・捺印した労働契約書に記載されていますので、確認してみてください。サービス残業が常態化している会社ですと、基本給をものすごく低く設定して、毎日残業してはじめて毎月の給料額に達するようになっているというケースもあります。また、管理職だったり、時間が定まっていない特定の職業の方は裁量労働となり、一部しか残業代がつかないこともあります。

そのような契約内容になっている場合には、残業代を回収することができない場合もあります。入社するときに各種書類は気をつけて読むようにしてください。特に説明なしにそのような内容が設定されていることもよくあることです。



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